大学を卒業して7年間、私立高校の工業科で自動車の整備を教えながら、水泳部顧問として水泳指導に携わっていました。 そこでは「インターハイチャンピオンを出す」という自分の目標が達成でき、次の目標を考えていました。 ちょうど30歳になる年でもあったので、全く別の業種で働いてみたいなと。 「教員」は子どもたちの学びを育める魅力ある仕事ですけれど、自分の人間的な成長を考えると、もっといろいろな人と関わり社会を知ったほうがいいと感じていました。 たまたま、私の知人がZLAND（社長の知人が運営するサーフショップ）のメンバー会員で、たけさん（小原社長）を紹介してくれたんです。 たけさんに転職の相談をしてから、実際に一度現場を見させてもらいました。 そしたら、机ひとつ置くにも床との相性をチェックしたり、他の家具との高さをそろえたり、オフィスを利用するお客様のことをすごく考えて仕事されていて、感銘を受けました。 ここなら「自分の足りない部分を成長させることができる」と思いました。

現在の業務としては、オフィスで使う机ですとか、トラックで運ばれてきた物品を搬入し、梱包材などをきれいにとってレイアウトする開梱・設置を主に担当しています。 あと、「オフィス家具」と言っても、搬入時はプラモデルみたいにバラバラな状態にあるので、現場によってはインパクトドライバーを持たせてもらって、組立作業の補助もしています。 なので作業としては、未経験者の私からしてもいまのところ難しく感じません。 現場には必ず的確な指示をしてくれる責任者の先輩もいますしね。 それよりもお客様に配慮して物を運び入れたり、ゴミを整理しながら作業したり、「気遣い」の部分が難しいところだと思っています。