小原は39年前に開栄産業を創業し、子会社であるカイエイオフィックスとともに、長年にわたって会社を支え、守り続けてきました。
50人以上の従業員をまとめるトップでありながら、偉そうにすることが一切ない人。
謙虚で、愚直で、真面目で、何より会社と従業員を大切にする人です。
「この人を嫌いと言う人がいない」と言われるほど、社内外の多くの人に慕われ、尊敬され続けてきました。
このたび、親会社である株式会社開栄産業の代表取締役・小原重夫が退任し、会長に就任しました。
後任として、2026年9月16日付で伊藤央が新社長に就任しています。
退任を前にした2026年9月15日(火)、役員と社員みんなで企画した「サプライズ勇退式」を開きました。
今回は、その一日の様子をお届けします。
1前社長・小原重夫とは
2新社長・伊藤央とは
伊藤は、もともと派遣会社から出向し、アルバイトとして弊社で働いていました。
その働きぶりを見た会社がスカウトし、正社員に。そこから下積みを一つひとつ積み重ね、社長にまで登り詰めた努力家です。
アルバイトから社長へ。
伊藤の歩みそのものが、「頑張る人をきちんと見ている」という、前社長がつくってきた会社の文化を表しているように思います。
3「喜ぶ顔が見たい」から始まったサプライズ
勇退式は、役員や社員みんなで企画しました。テーマはただひとつ、「前社長に驚いて、喜んでもらうこと」。
そこで、前社長が大切にしてきた取引先の皆様、従業員、ご友人をこっそりお招きすることにしました。
とはいえ、前社長に気づかれずにゆかりのある方々を探し出し、連絡を取るのは本当に大変でした。
それでも、当日の前社長の顔を想像すると諦めきれず、可能な限り探し続け、連絡をし続け、最後までやり切ることができました。
会場は、落ち着いた雰囲気で、体にやさしいお料理がそろう「全席個室 じぶんどき 蒲田駅前店」をお借りしました。
4作戦決行 ― 襖を開けると…
当日、ゲストの皆様には先にお店へ入っていただき、着席して主役の到着を待ちました。
一方の前社長には、勇退式の1時間半前に役員会を設定。
役員会が終わったところで、役員たちが「ちょっと軽く飲みに行きませんか」と自然に誘い出す作戦です。
これにまったく気づかない前社長。こういうところが、本当に可愛らしい方なのです。
何事もなくお店に着き、店員さんに案内されるまま先頭を歩いて個室の襖を開けると――
取引先、従業員、ご友人の皆様が、満面の笑顔と拍手で前社長を迎えました。

前社長は、目が点。
「なぜこのメンバーがここに?」と、状況を理解するまでに10秒ほどかかっていました(笑)。
ようやくサプライズだと気づくと、表情が少しずつ笑顔に変わっていきました。
5新社長の挨拶と乾杯
席に着くと、伊藤新社長の挨拶と乾杯の音頭で、宴が始まりました。


6久しぶりの再会に、会話が弾む


今ではなかなか会えなくなってしまった方々がたくさん集まり、あちこちで思い思いの会話が弾みました。
前社長も、本当に楽しそうでした。

7一人ひとりの言葉が胸に響いて
社員や取引先の皆様から、スピーチをいただきました。


一つひとつの言葉に耳を傾けながら、前社長は「昔のことが走馬灯のように思い出されて、感動した」と、涙を流していました。


8奥様・英津子さんの言葉
最後は、創業当時から前社長とともに会社を守り続けてきた、奥様・英津子さんのスピーチです。

リーマンショックで会社が潰れそうになった、本当に苦しかった時期のこと。
社員の健康や成長を、いつも家族のように想い続けてきた前社長の姿。
英津子さんだからこそ語れるエピソードの数々に、前社長をはじめ、会場のほとんどの人が涙していました。
9前社長からの「ありがとう」

前社長からも、集まった皆様へ感謝の言葉が贈られました。
そして前社長は、30人近く集まったゲスト一人ひとりの席の横へ行き、短い時間ながら言葉を交わしていました。
最後の最後まで、一人ひとりを大切にする。その姿に、前社長の人柄がそのまま表れていました。


10なかなか集まれないメンバーで、記念の一枚
宴の締めくくりは、全員での集合写真。
この顔ぶれがそろうことは、きっともう簡単にはありません。
11さいごに
前社長が39年かけて守ってきたのは、会社だけではなく、そこで働く人や、関わってくださる人とのつながりそのものだったのだと、改めて感じた一日でした。
これからは伊藤新社長のもと、前社長が大切にしてきた想いを受け継ぎながら、新しい一歩を踏み出していきます。
小原会長、39年間、本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。